実施要領7

<第1線延長>
【指揮者】
(1)各隊員が定位についたならば、直ちに「操作始め」と号令する。
(2)ホース延長
Bの「よし」の合図で半ば左(右)に向きを変え足をひきつけることなく発進し、ホースの外側を通って筒先位置にいたり、折ひざの姿勢で筒先を背負い、さらにホース(第3ホース)のめす金具部を右手で、左手はめす金具の反対側を保持し、めす金具が上部斜め前方になるように左肩上に乗せ、めす金具部を左手に持ち変え、右手をおろして立ち上がり、進行方向に向きを変えて発進し、第1ホース、第2ホースの延長距離を考慮して火点に向かって前進し、第3ホース延長地点にいたり、左手(めす金具を持ったまま)を下げると同時に右手でめす金具部を持ち変え、左手でめす金具の反対側を保持し、めす金具が手前になるように肩からおろして地面に立て展張する。
次いで右手はおす金具を持ったまま左足を軸に身体を右回りに反転させ、おす金具を左足近くに置き、身体を起こして、筒先を第3ホースと結合して確認し、左手でノズル近くのプレイパイプを持ち、右手で取手を握ると同時にホースから左足を離して(右足を軸)火点側へ1歩踏み込み、基本注水姿勢をとる。
@が第2ホースを延長し、第3ホースに結合して火点に向かって姿勢を正した時点で@に対し「放水始め」と合図し、火点に向かっておおむね15メートル前進し、左上腕と腹部で筒先を抱え込み、折ひざ又は折ひざに準じた姿勢で右手でホースをたぐり寄せ、これを右手で持って立つと同時に右足を1歩大きく踏み出し半円を描くようにひろげおおむね5メートルの余裕ホースをとり(後方におおむね1メートルの注水補助ができる場所をつくる)基本注水姿勢をとる。
次いで右手を筒先から離さないように滑らせながらプレイパイプの中央付近へ移動し、筒先を右脇下と右腕で完全に抱え、左手を筒先から離さず滑らせながら、
ノズルを握り徐々に開きノズルが開いたならば左手を離さないように滑らせてプレイパイプ上部を握り、右手はプレイパイプを離さないように滑らせながら取手を握って標的に注水する。
(3)筒先員交替
@が注水部署にいたり「伝達終り」と合図したならば「筒先員交替」と号令し、@が左斜め前にいたり、筒先交替の体制になったならば、左手をプレイパイプを離さないように滑らせながら取手の方向に一握り下げ・@が左手でノズル近くのプレイパイプを握ったならば左足を斜め後方に半歩下げ、左手を離すと同時に取手は右手と腰部に確実に保持し、@が右手で取手を握り基本注水姿勢となって「よし」の合図で取手から右手を離し、右足を1歩後方に引き、後方に向きを変え、かけ足行進の要領で発進し@後方付近のホースをまたぎ火点指揮位置(@の斜め右前方おおむね3メートル)で火点に向かって停止し、火点の状況を監視する。

実施要領8

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